リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

心を読む

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチ相談室ブログ〜手のひら先生の独り言〜」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。また毎日の治療については「手のひら先生の治療日誌」を、そのほか「リウマチの広場(by 手のひら先生)」も作成しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。
良く「俺は医者嫌いだ」と言うことをいう人がいます。実はこの言葉を「病院に行って検査をし、何か病気が発見されたり診断されたりするのが恐い」と置き換えても同じです。

患者は隠す。治療を受けたいのだが、本当のことを語らない。それを聞き出すのが大切。
1昨年これを読み解くセミナーの入門編を受講しました。

一般的な疾患ならそう問題はないが、心と結びつく疾患については、この深層に隠された悩みを聞きだしていかないと治らない、治せないということです。

いま私は「身体の凝り・脳の凝り」と言うことで、この脳の凝りをとる方法について考えています。体の凝りは鍼で対応が出来ますが、立ちはだかるのが脳の凝りです。

有名な話でヨーロッパでは、メスメルが磁石と催眠療法で次々と患者を治していたことがあります。心に潜む悩みを解決していかないと、完治することは難しいと考える多くの方たちもいます。

それを時間内で解決する方法があるのだろうか?または数回の治療の中で、如何に読み取っていけるのかが、治療家としての課題と思えるのです。