リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

あんまマッサージと整体

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチ相談室ブログ〜手のひら先生の独り言〜」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。また毎日の治療については「手のひら先生の治療日誌」を、そのほか「リウマチの広場(by 手のひら先生)」も作成しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。


最近近くの温泉に良く行きます。岩盤浴風のサウナも備わっていて、とても快適なところです。初めは料金設定を間違ったらしく、ネットでも盛んに書き込まれ「こんな東京の田舎にある温泉が、このような高い料金設定をして不埒である」ような悪口を眼にしました。ところが行ってみると、この評判のおかげで料金は下がるし、広い場内にも係らずお客はまばらです。お湯も良いし穴場を見つけた思いです。

ここに整体があります。歳をとると人に触ってもらいたくなるようで、10年前だったらいやでしたが、ここ数年はサウナに行くと、マッサージをしてもらいます。うまいと思ったことはほとんどありませんね。
この整体も中身はマッサージです。しかし資格はなくても、職業選択の自由から法律に規制されない整体は、自由に開業可能です。
一度経験と思いうけてみました。意外と丁寧で且つ今まで受けた有資格者と、大差ないものでした。

ヨーロッパではマッサージを行なうには、資格をいらないそうです。鍼灸雑誌のレポートには、そうありました。日本で資格制度があるのは、歴史的な背景もあるでしょうが、強く押したりする手技があるため、事故が起き易いことも関係しているそうです。外国はほとんどがさする程度とも聞いています。

規制緩和から、このあんま・マッサージ・指圧師の資格取得は外れてしまいました。しかしこのように整体が増えていくと、やがては個々人の技術のみが商品の差別化の源泉になると思います。

では何を持って商品の差別化を図るかと言えば、様々な技術とかが上げられるでしょうが、究極は「気をどのように使いこなすか」と言うことに尽きます。