リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

鍼灸学校に入学する 1

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチ相談室ブログ〜手のひら先生の独り言〜」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。また毎日の治療については「手のひら先生の治療日誌」を作成しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。
本日は先程問合せのあった、鍼灸学校の選び方と費用について書いて置きましょう。
何か目標があったら必死になって自分で探す、もうそこのところでその先成功するか否か決まってしまうのではないでしょうか。何しろ今は鍼灸学校入学するのも簡単ですし、試験も昔から落とすものでなく、ごく普通に勉強していれば十分に卒業でき、資格も取れるものです。卒業してからが大変なのです。
 私が学校を選択し費用や場所を調べるのは、今のように便利なインターネットがなかったので、本屋や図書館を回ったものでした。そして選んだ中からいくつかの学校を回り、資料をもらい雰囲気を嗅いで来ました。事務所の応対でその学校の内容はかなり分かるものです。仕事が終わって通える範囲の3校を選択しました。1校目は事務所で試料をいただいて試験の内容について質問しました。「大学のような難しさはありませんよ」明るく2人の女性が答えてくれました。受験やめました。2校目は渋谷でした。事務職員にあれこれ質問をしていると、白衣を着た職員らしき男性が出てきました。こちらが話をしているのに割り込んで事務員に何か聞いています。社会常識の基本ではこの様な時は、まず急ぎなら一言「失礼します」と断りを入れるはずです。もちろんこのような常識のない職員のいる学校も即受験は辞めました。
 もしこれを大学生のあなたがたまたまお読みになったら、会社受験の第一歩は資料集めから始まっていることを注意しましょう。自分が採用側の立場になって考えれば、どのような見方をすれば良いか分かるはずです。
 結局事務所の対応がまともだった東洋鍼灸専門学校を受験することにしました。登校に掛かる時間や経路を何回か実地に調べました。ただ初登校日に初めて気がつき、これを3年間続けるのかと暗澹たる思いになりました。それはその昔は学校が新宿歌舞伎町のラブホテル街のど真ん中にあったからです。夜の実地検証はしていませんでした。ネオン街飲み屋街、ラブホの薄暗い道を3年間通い続けましたが、改めて箴言するとしたらこれら環境も含めて学校選択はいたしましょう。
試験はどうでしょう、昔はみなかけもちをしているようでした。今よりも学校数が少なく、もし掛け持ちをすると各校の試験問題が違っているので、結局6科目ほど勉強しなくてはならないのです。ある学校は理科歴史国語、またある学校は英語国語数学と言ったように重ならない様にしていました。その学校の試験科目を知り、過去の問題も調べるのも重要です。