リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

癌について考える 3

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチ相談室ブログ〜手のひら先生の独り言〜」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。また毎日の治療については「手のひら先生の治療日誌」を作成しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。
あなたなら癌を告知されたときどう思いますか。「何で俺が、何であたしが」と思うのではないないでしょうか。亡くなるときに「悔しい」と言った癌患者の話を聞いたことがあります。いわれもないもので死んでいくことに対し無念の思いだったのでしょう。

私はもしそのような状況があっても、自分で治せると思っていますし、もし結果が良くないとしてもそれはそれで仕方がないと思っています。

4年ほど前血圧が210に上がってしまったことがありました。脳溢血もいやなので、応急措置として降圧剤を飲みました。結果としてこれが副作用を起こして、1年以上苦しんだ経験があります。其の時の経験が今治療に大変役立っています。

高血圧さえその原因の多くは分かっていないのです。またその根本治療法もないのです。石原結實と言う漢方医が一人「本態性高血圧は下半身の衰えから来る(筋肉が痩せてくる)」と喝破しているだけです。この考えで自らの高血圧を下げてきました。今現在はそれだけではこの高血圧の原因はすべてではなく、胃腸の働きとも関係あることが分かりました。

病院に入院して検査をしてもらったのですが「何も以上なし」と言うことで終わってしまいました。それどころか私が色々症状を訴えるの、で地元の医師への連絡では「うつ病」のようなことが書かれていました。それは降圧剤がなせる業であったのは後で分かったことでしたが。

そこで実体験として分かったのは、「入院すると言うことは」1、一時は安心するが次はなんと退屈で無味乾燥な体験なんだと言うこと。2、医者は検査で分かることしか分からない。3、知識で分かっていたように、それほど医師は病気を知っているわけではない。4、入院したら自由は奪われるわけで、命すべてを預ける覚悟がいるということです。

現時点で「」については、切ること以外は確実な方法がなく、西洋医学を含めた治療方法を選択することに関しては、素人も玄人もないのではないでしょうか。ただしそれも「癌告知」されていない時に、頭の中が健康的かつ健全な状態で、様々な状況を考えておくことがとても重要なことと考えます。

あなたが健康なら「癌に効く水」と言われたときどう判断しますか?癌に効くキノコ、癌に効く気功、癌に効く食べ物、癌に効く免疫療法、癌に効く何々・・・・・。今なら様々なことを検証できますし、あなたの積み重ねた人生経験、哲学から信頼できる治療方法を選択できるはずです。悔いを残さない選択が出来るはずです。

癌告知をされた後では、私が降圧剤の副作用で苦しんでいたときに経験したように、あとで後悔するようなことを選択してしまいます。