リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

ニードルキーパー特許決まる

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。また毎日の治療については「手のひら先生の治療日誌」を作成しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。
平成11年それまでのアイデアを形にして、特許申請をいたしました。なずけてニードルキーパーです。私の師金成萬は私がを治せるのは、1本1本鍼に気を込めて刺すからだとおっしゃっていました。私の感想では「なんだかなー」と言うものでした。10年ほどあれから10年ほど経過した今は、それは正解とも思えるのですが、当時はそう考えていました。もし指導者になった時どのようにそれを伝えるのかと考えると、それでは治す方法を伝えきれないと考えたのです。また私の気の力では、難病とされるがんやリウマチは治せないと考えました。鍼の極意は治療家の気を患者に与えて治すと言う、もっとも大事な命題克服するために考えたのが、気は身体の中を流れる電気だと言う気功の師、鳥居隆篤師の教えを具現化するしかないと考えたのです。それが3年ほどアイデアを温めて形にしたニードルキーパーでした。
私の治療が飛躍的に伸びた、また今まで達人業であった気の運用を、形を変えて自由に扱
弁理士に依頼すればもっと楽であったでしょうが、資金的にも苦しいときであったこと、何でもチャレンジなんでもやってみないと気がすまない性格から、あえてこの特許申請に挑戦しました。でも長いチャレンジでした。9年間最後に拒絶通知が届いたときには、一旦これまでの苦労も水の泡かと思いました。しかし良く調べてこの世界を理解し、また特許庁の職員の方に面接を依頼し、そこで何度か指摘事項を訂正することを重ね、本日特許査定の通知をいただきました。後は特許料を納付する手続きで完了です。
とてもうれしい1日でした。