リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

がんの治療 その1

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。
死亡率第1位はがんですね。当治療院にも最近はがん患者さんが増えています。私の先生韓国人金成萬先生は、肺がんの末期を治したことをテレビ番組で紹介されて、この治療分野で有名でした。一人で年間5千万円稼いだと豪語していました。先生はがんの治し方を「一本一本気をこめてさすので、がんを治せるとおっしゃっていました」その秘訣を教えてほしかったのですが、惜しいことに交通事故で亡くなられてしまいました。
 私は簡単には教えてもらえないと考えていましたので、自己免疫を高める理論を考え、次に一本一本気をこめる方法をまったく別な方法で行うことを考えました。特許申請したニードルキーパーと呼んでいるものです。
 「鍼でがんが治る」と言ってもにわかに信じる人はいないでしょう。わが身を置き換えて患者さんの立場になってみれば、まだ元気ならば当然と思います。末期ですべて治療をやりつくし、ほかに何かないかと探してたどり着くのが過去の患者さんでした。
 先生はどうして治しているのだろうか、生徒はそこのところが大きな疑問でした。一本一本気を込めると言っても、そのようにしている人はいるだろうし。結論は毎日治療に来させたからということになりました。
 先生も「重篤なら毎日、時には朝晩2回治療することもある」とおっしゃっていました。
日本の医療制度では、金銭的にも難しいところはあります。またそれがクリアーできたとしても、遠隔地などだとこれも障害になったりします。
 最近の患者さんは、ほかの病気といって来られるのですが、初診時または途中から「私がんなんです」と言われて驚くことが多い。最初に見ただけでがんと見抜けるだけの能力が私に備わっていればもっと楽なのですが。
 骨髄線維症の患者さんは、はじめは帯状疱疹の治療で来られました。それが収まった5,6回目の治療後「先生、私骨髄線維症というがんなんです」と言われました。ではその治療もしましょうといってさらに治療を継続しました。しばらくすると、「先生血小板が下がってきました。お医者さんは首を傾げています。治ってきたのが不思議らしいです」今まではお医者さんは、このがんは薬がないので「申し訳ない」といっていたそうです。それが80代の老人がよくなってきたのにびっくりしているそうです。でもお医者さんは疑問に思っても、何かほかの治療をしているのかは聞けないみたいです。
 以前来られた患者さんで、私のがん治療を受けたわけではないのですが、彼女はがん切除はしましたが、抗がん剤はマーカーが高くなると、自分で判断して抗がん剤を打ってもらっていました。自分で色々なきのこ類を探して服用していたので、それがある程度効果があったようです。「私が病院へ行くと、看護婦長が近づいてきて『〜さん、何か治療してらっしゃるの?』て聞いてくるんですよ」「私があまり悪くならないので、きっと先生は疑問に思っているけど直接聞けないので、婦長に質問させているのよ」と言っていました。