還暦過ぎて漫画喫茶デビュー
ちょっときっかけがあって「漫画喫茶」に行きました。
若者だけの漫画喫茶かと思いましたが、日曜日の午前中年配者もいました。
何しろ手塚治虫の漫画世代で、少年マガジン少年サンデーの創刊号を読んだ世代です。
いつからか漫画をあまり読まなくなりました。
それは劇画が現れて汚い汚れた画面を避けるようになったからと思います。
手塚治虫から始まり石ノ森章太郎 藤子不二雄 赤塚不二夫など、彼らの書く漫画は単純で汚い線は描かれていませんでした。
青年コミックのランキングをネット検索し、いざ出陣しました。
正味2時間で3冊読破しました。
探すのに少々手間取ったので、結局3冊でした。
小さなブースで一人で過ごす2時間はあっという間でした。
「キングダム」を2冊「闇金ウシジマクン」は1冊でした。
前者は1位を獲得していることもあり、中々面白く引き込まれる内容でした。
日本の時代背景よりこのように中国の時代劇にした方が、書き尽くされた感のある日本より発想が広がるのかも?なんて思いながら読みました。
戦国時代と言えばわが東洋医学のバイブル、黄帝内経素問霊枢経が書かれたと言われる時代です。
中々設定が憎いですね。
「闇金ウシジマクン」は山田孝雄主演の映画を見たので、大体どのようなストーリーであるのかは承知していました。
私としては「ナニワ金融道」のジャンルに入れたいですね。
絵は少々汚かったですが。
社会の底辺でうごめく人間模様てか、お定まりの決まり文句に当てはまる題材ですが、これはこれで中々読み応えあります。
若者が読めばお金で失敗しない、啓蒙書になるかもなんて読んでいました。
いやー2時間と区切って体験してきた感じでしたが、どうやらはまりそうです。
我が青春の街秋葉原がオタクの街に変貌とか言われ始めたとき、漫画本専門店に入ってみました。
ラジオ会館の中でしたが。
入り口は普通の漫画で奥に入って行くと、エロ漫画がこれでもかと平ずみされていました。
目がパッチリとした幼女の顔で大股開き、お宅じゃなくてエロ漫画やろーの町になっていくのかと、情けなくなりました。
でも時代とともに大きく変貌するのがアキハバラと言う街なので、これはこれでしょうがないのでしょうねえ。
いつまでもAKBじゃないでしょうから。
さて今週は何を読もうか?
勿論「キングダム」は2冊は読みたいです。
ちょっとタバコ臭いのはいやでしたね。
それと無料で出される飲み物、コーヒーがインスタントだったのには辟易しました。
今度は水筒に詰めていこうかな?
老後の暇つぶしに結構いいかもね。
最も忙しくって仕事を兼ねて出なければ、決して行かなかったかもしれませんが、本当に病みつきになるかもしれません。
漫画は小説を超えたと言われてから、もう30年以上経つんじゃ無いでしょうか。
又吉の「火花」芥川賞にはやはり何かが足りないし、やっぱしばらく今は漫画にしましょう。