リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

またお一人の癒着が完治に!

 手術後に多くの人が癒着を起こします。

腸が癒着したり、子宮など内蔵全体に癒着が起こる危険性があります。

この予防法はまだありません。

事後の対処法、治療法もほとんどありません。

西洋医学では剥離手術がありますが、剥離してもほどなく再癒着してしまいます。

東洋医学ではと言っても、伝統的な鍼灸漢方薬での効果はありません。

大健中湯と言う漢方薬が処方されますが、これは癒着にはほとんど効果がありません。

でも対策がないので西洋医も漢方医の処方に習い処方しますが、便を柔らかくする程度の働きだけです。

高麗手指鍼なら治るというものではなく、鍼の刺し方の工夫が必要です。

手のひら先生と商標登録までおこなったのは、鍼灸技術は個々人の工夫が大きいので、高麗手指鍼なら何でも同じではないと差別化する意味があります。

さて若い・手術回数1回にもかかわらず治療回数が多くなってしまった患者さんの癒着が、やっと完治しました。ホットしたところです。

お風呂に入ってお腹の手術部位を押したところ、他と同じように柔らかくなっていました。

痛みはかなり前からなくなっていたのですが、少々の違和感とここの部位が元に戻らなかったので治療が長引いいていました。

同じ病名でも患者さんそれぞれに治療回数は異なるものです。

それと前から試してもらっている、サウンド・アキュパンクチャCD効果も見逃せません。

遠隔地に住む患者さんも、CDを視聴し始めてから痛みが無くなったそうです。

これで癒着治療の幅がさらに広がったということです。

これに今研究を重ねている、手のひらに脳の臓器代表点を確定できれば、さらに治療は加速するはずです。