サウンド・アキュパンクチャ
サウンド・アキュパンクチャもどんどん進化して、最近は脳神経の音を次々と発見しています。
なんだそりゃと思われるかしれませんが、経絡の調整だけでは対処できない病気が多くあります。
只今治験中のパーキンソン病や進行性核上麻痺は、黒質を刺激しなければ改善をみません。
その部分だけではダメで関連する部位ももちろん調整します。
音はもちろん鍼の調整理論と同じく、補寫することは可能です。
そもそも東洋医学で脳はあまり記述がなく、素問霊枢経にも髄会としての記載があるだけで、脳の持つ意味は良くわからなかったようです。
ピンポイントで脳の各部と対応する音を調べていくと、こんなに狭い頭蓋の中にある脳神経に、それぞれ音が配当されていることがわかります。
さてその結果治験中のパーキンソンでは、まず元気になりうつのような症状がなくなり、次の段階では振戦(ふるえ)が治まってきました。
脳のなかがどう変化しているのかはわかりませんが、症状からは何かしら良い方に変わっていることが伺われます。
進行性麻痺は10過ぎた頃なので目立った大きな変化はないのですが、それでも眼球が上の方にへばりついていたのが中心に戻り、顔特に目の周りがすっきりとしてきました。
目に輝きが出たりこのように周辺がスッキリして見えるときは、目の裏に当たる視床の血流が改善してきていることを示しています。
まだろれつが回らない喋り方ですが、発音や声に力強さが少し出てきたように思えるようになりました。
さらに脳の中の、古皮質と言われるところの音が発見できれば、さらなる変化が期待できそうです。
以上途中経過です。