リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

我が青春の秋葉原 オーディオの茂木 その2

私が派遣されたのは当時オーディオ販売では、破竹の勢いの「木村無線」でした。

ここには秋葉原でもプロと言える店員さんが何人もいらっしゃいました。

ガード下のごちゃごちゃした店舗は、畳二畳ほどの店舗でした。

私の居たのは2回の店舗で、およそ10畳ぐらい5坪ほどのお店でした。

茂木さんがいらしたのはそこから500メートルほど離れた試聴室でした。二十歳台で既に視聴室長でした。

ボーナス時期の日曜日ともなると、正月の初詣出のようなごった返しになりました。

そのひとがきをぬって、離れた倉庫まで商品を取りに行くのが役目でした。時にはそこにもないので、パイオニア事務所まで2キロ以上取りに行ったことがありました。

最盛期の時は4時頃やっと一息付いたら、お昼ご飯を食べていなかったのに気がついた事があります。

その日の売上は400万円と、社長が発表しました。当時初任給が4万円そこそこでしたから、今ならその5倍2000万円を6坪ほどの店舗社員10人足らずで稼いだ計算になります。

そんなブームも5年ほどで終了しました。ミニコンポの台頭で、従来のアンプをはじめとしたオーディオは駆逐されてしまったのです。

茂木さんとは2年後に私が初めてのボーナスでオーディオを購入したとき、 茂木さんに選定していただきました。それ以後ブーム終了と共にどこに行かれたのか行方知らずでした。

秋葉原には年に何回も訪れていたのです。サトームセンのそのフロアにもちょくちょく行っていたのですが、30年ほど経ち鍼灸院が軌道に乗り始めた頃ばったり会ったのです。

そこから交流が始まったのですが、もはや秋葉原は昔のおじさんたちのメリーゴーラウンドではありませんでした。

お勤めのサトームセンヤマダ電機にかわりました。

趣味の極みのような真空管アンプは、家電量販店では品揃えの対象ではありませんでした。

茂木さんは思いっきって独立することになったのです。

でも真空管アンプのカリスマと言われるぐらい、ファンの多い方でしたので1年足らずで、秋葉原ヨドバシ館の並びに店舗を移したのです。

今までのおよそ10倍もあるかと思うほどの店舗です。

今までよりはるかに品揃えもあります。

いまターンテーブルを使われる方も少ない上、最近興味をもたれて購入した方などが、どこに不調の原因があるのか相談するところがないので、ここを頼りにしていると聞きます。

ちなみに当治療院のオーディオは茂木店長おすすめの製品です。

6坪ほどの限られた広さの中、予算も限られている中の装置です。

アンプはイギリス製 アーカムA65を2台 左右別に動かしています。CDプレーヤーはアーカムCD75 と営業用にパイオニアの300枚CDが収納できるPDーF1007です。

スピーカーはこれもアンプとの相性で、イギリス製スペンドール、それとボーズ社製のものを吊っています。

真空管アンプはオーディオ・スペース 8球のものを備えています。

トランジスタ真空管の音は、患者さん誰もが聞き分けられるほど、歴然とした違いがあります。

きつい性格の女と、癒し系の女性と言ったら言いすぎでしょうか?


オーディオのもてぎ 

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