リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

リウマチの原因2

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「リウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。
内科に関してですが、そもそも原因がわかって根本から治す治療を行っているものは、西洋医学ではどの程度あるのでしょうか。私の先生は西洋医学で治せる内臓疾患は10パーセントとおっしゃっていました。私の実感でもおそらくそのぐらいと思います。薬はある?いやいやそれはありますが、根本から治せる薬ではないのです。リウマチにはステロイド剤がありますが、それは炎症を抑えるというようにです。
もし薬があるなら、肝臓や肺や腎臓移植はしなくて済むはずでしょう。原因がわからなくても、病名がつけば治せなくても、薬は出せるそれが現代医学です。
最近リウマチ科が病院から無くなってしまうと騒がれています。リウマチ科ができたのは10年ほどだと言っています。そもそも膠原病科に属して治療されていたリウマチ科が独立したのは、どのような状況があったのでしょうか。調べたことが無いのですが、関係者の努力でと言うことになっているそうです。でもその努力が失われていくのはなぜでしょうか。、
私の勝手な推測ですが、一つの病名ができると、それに沿って薬が増える、劇的にではないでしょうか。それが治すものではなくてもです。がんの薬が今それではないでしょうか?医者が覚えきれないほど、アメリカでは次々に認可され続けているそうです。リウマチはどうでしょうか。効きもしないのに、さまざまな薬が、それも大量に使われているのではないでしょうか。国民保険料も莫大になってしまうのでしょう。費用対効果からも見過ごせない問題です。おそらくここにその問題の根っこがあるのではないでしょうか。膠原病の中なら、他の膠原病の治療成果とも比較されれば、ステロイド剤の評価もその中で比較検討され、乱用は抑えられると考えられたのではないでしょうか。
前に書いた「霊芝の抗がん剤としての使用のされ方」から、このような推測をしているのですが、案外そんなことは相通じるのではないでしょうか。
東洋医学はなぜ原因もわからないのに治療可能なのか?と言う問題提起には、このような答えが用意されています。「東洋医学では、まず人間の持つ治す力に敬意を払っている。したがって人間が発する治してほしいと言う信号を、脈を診るなどの技術で読みととって、調整すれば後は人間自身のメカニズムが働く。いわゆる自然治癒力と言われるような力である。したがって病名もいらなきゃ原因もあえて調らべ無くてもよいのである」
伝染病、感染症の防御や蔓延阻止から始まった西洋医学は、細胞の中に何が潜んでいるかから始まった医学と言える。したがってその中に何もいなければなしようが無いのです。ここのところを国民がもっと認識すれば、よりよい国民のための医学、健康保険とは?が明確に定まってくるはずです。
「先生は風邪薬飲まないんですか」「あんな危ないもの飲めないよ」「そういえばうちの弟は医者ですけれど、子供が風邪を引いても、早く寝ろとしかいわないわ」「私は風呂場で昏倒して3日3晩人事不省だったが、その後目を覚ましたあと今日のように元気でいられるのは、同僚が処方してくれた薬を飲まなかったからだ」と言うようなことは聞けなくなるはずです。
肝炎、膵炎、胆嚢炎、間質性肺炎などの炎症性疾患は、すべて原因はわかりません。根本治療もありません。すべて対象療法で、もし悪化したらステロイド剤しかありません。そのようになっているのです。
 なぜ新聞にはまだ海のものとも山のものとも分からない、最先端の研究を載せるのでしょうか?専門家が読む研究雑誌でもないのに、一般人がなぜそれを読ませられなければならないのか。我々にとっては治る治療方法とか、治せる薬が開発され今使われるようになった。そのような情報だけが必要なことではないか?なぜこれからさらに研究を重ね、モルモットに投与して効果を確かめ、さらに人間の治験(人体実験)を経てある程度の安全と効果を確認してやっと認可される。それまで日本ではどのくらいかかるのか?30年くらいかかるのじゃないの?そんなものをプロパガンダされる意図はどこにあるのか?
やはり国民の多くが西洋医学では治せない。そう思い始め病院を疑い始め行かなくなる人が増える、それを阻止するための一つの手段ではないでしょうか。私はそう思う。今身内がリウマチで苦しんでいる。がんで死にそうだ。そのような時原因が解明できそうです。薬がモルモットの実験段階に入りました。そんな記事誰が喜びます?書いた記者は何を考えて書くのか?なにも小僧の使いではないので、国民の必要なことを書けばよいので、医者や病院の宣伝マンになる必要はない。患者の家族親類がこのような記事を読んでどのように感じるのか。そこまで思いをやって書くのが記事と私は思う。国民はそのような情報は求めてはいないはずである。

「手のひら先生のリウマチ相談室」http://www.d2.dion.ne.jp/~kouraiha/