リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

今年になって体調が良くないなと思っていたら、突然8月末に脳黄足を発症してしまいました。

5月には上記の出版原稿を書き上げていたので、脳梗塞の発症は晴天の霹靂以外のものではありませんでした。

今は鍼治療も行っているのですが、治療は血管から全身まで及ぶので「サウンド・アキュパンクチャ」で音を作って治療しています。

 

1日3回以上を聞いていたら、なぜかやる気がわいてきました。

 

後遺症は大きなものがなく、10年以上前に脳溢血発症した時の後遺症が、ぶり返した感じで痺れがあります。

4月前にリウマチ患者さんにサウンド・アキュパンクチャ」リウマチ編を送って試聴してまらいました。

 

斬新な試み(私自身は理論を作り上げているのですが)は患者さんは、にわかには信じることが出来ないようでした。

それでも1か月以上は試聴していただいたようでした。

その後送られてきた手のひらの情報をよみとると、当初の刺激量の半分で良いと出ていました。

 

ただ患者さんたちの症状は進んでいる状態なので、体の中は変化していても指節関節などの変化までは至らず、次の段階に進んでいなかったのです。

 

そして次はどのように使用かと思案していたら、上記のようになってしまっています。

 

しかし入院して脳梗塞の原因である血栓を作らないシステムを読みました。血栓を溶融するメカニズムも知りました。

 

血管の中にある内皮細胞が重要なことが分かりました。血圧にも関係していることも知りました。

血管そのものを刺激することは、西洋薬も東洋医学も難しいのでサウンド・アキュパンクチャが最適と理解しました。

病気で体が冷えて特徴としては、下痢が続いていました。

そこで体を温める鍼はあるのですが、何回も行えないのでこれを音に代えてみたら?と考えて検証すると、案ずるより産むがやすしの例えを持ち出すこともなく答えが出ました。

本日も気温は低いのですが、体温は36度を切ることがなくなりました。

体温が上がるとなぜか意欲がわいてきたようにも思えるのです。

 

リウマチ患者さんも冷えが体の根底にあるので、是非この方法を取り入れようと考えています。

 

高麗手指療法の中には、七情を整える五治処方があるので、これらすべてを音に代えることが出来るのかも、検証していくつもりです。

日本の経絡治療でいう補法寫方は、手指鍼では勝方になりますが、これは簡単でしたので、ほかの処方も見つかるはずです。

リウマチ用のものが出来たら驚きですね。その前にまず私の体がというわけで、寒いのですが久しぶりに散歩でも行こうかとおもいます。

今日はここまで!