リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

リウマチの治療について

大正時代におきゅうと整体で、リウマチ患者を次々と治していた方がいました。

名前を澤田健といいます。

何故か韓国に渡って帰国してから、「リウマチは小腸に熱を持ったのが原因だ」と言って、多くの患者さんを治療したそうです。

この先生の見学記を書いて「鍼灸真髄」売り出したら、相当売れて先生も著者も有名になったというのが、陰で言う人達の言葉です。

リウマチが完治したかがどうかなんて、当時の技術や血液検査の判定もなかったでしょうから、どの程度まで良くなったかはわかりません。

ただ「小腸に熱を持ったから」という表現は、現代医学的に見ても免疫疾患なので、免疫の中心である小腸の炎症を見通したのは流石でした。

その治療法整体は別として、小腸兪にお灸をするだけの様に書かれているのは、果たして正解だったかというと疑問です。

なぜならこれを飽きるほど何回もやったけど、治った人は聞いたことがありませんし、治したという文献や記載は皆無です。

この原因は何かと考えると、

1,著者の技量がなかったので(本人も書かれています)が重大なことを見落とした。
2,肝心なことをあえて書かなかった。鍼灸師などにはありがちな話です。

の2点の疑問がわきます。
果たして治していたんだろうか?

今ひとつ推理を働かせるとすると、沢田健師は異能の人でその持つ気のパワーがすごかったので、お灸と整体でも治せたのではと考えられます。

さて私の「手のひら先生スタイルのリウマチ治療」も完成したことで、いまは検証段階に入っています。

もうお一人は生物製剤注射も中止しました。

あとのお三方は治療も10回を超える程になって、治療中に居眠りを始めました。
これは治療効果が出始めたことを示す、バロメーターになっているものです。
すでに動きがスムーズになったり、痛みが減ってきたり腫れが少しづつ減ってきたりなど、良い結果が現れて来ています。

生物製剤を勧められていたのに、血液検査の数値がどんどん改善するので中止に至った例は多々あります。

人間の免疫システムは悪くなるようにもできていますが、良くなるようにもできている優れたシステムです。
何しろ4億年以上の中で備えられてきたシステムは、治るようにも作られているのです。
その扉を開けた、その鍵を見つけたそれが「手のひら先生で」手のひら先生スタイルはそれを実現するシステムになっているのです。

https://tenohiras.com