リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

人生の目標設定

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。このほか「手のひら先生の治療日誌」と「リウマチの広場(by 手のひら先生)」もありますのでこちらもよろしくお願いたします 。このブログでは日々鍼灸師として、学び考えた事をテーマにしていきます。


先日加藤和彦氏が亡くなりました。「もう音楽でやることが無くなった」のが自殺の理由だそうです。

なんとなく分かる気がします。

人生功なり名を残したら、後はやることが無くなるのではないでしょうか。

一般的にはその様な時には、趣味の世界に浸るか夫婦で旅行に行くか、孫などの面倒を見るか。

世の中眺めると日本人は今まで頑張ってきたので、お年寄りがとても多い。

彼らの行動を見てみると、次のように分類が出来るのではないでしょうか。勿論仕事をしていない、悠々自適または仕事がない方たちの場合です。

交友関係が豊富な方たちは、老人会や友人との交流に時間を割いています。

家族の中で居場所があれば、そこに納まって孫の面倒を見るなどをします。

趣味が豊富ならその関係で交流があります。

上記の関係が築けない場合はどのような、時間を送っているのでしょうか。

それは

1つはパチンコ屋に入れ込むのです。パチンコ屋に行けば毎日顔見知りがいます。顔見知りであって決して名前も住所も知っているわけではありません。そういう関係を築くところではないからです。

でもそこにも行かない人間はどこに行くか。

病気なら病院です。でも内臓の疾患はないけれど、行くのが整骨院や整形外科でしょう。行けば顔見知りはいるし、世間話をして従業員に声を掛けてもらって、なんとか半日過ごせる。

それらにも属さないとどこに行くのでしょう。

図書館です。我が街の図書館は広く大きい。小さい時もそうでしたが、老人が多くいます。それも男性が圧倒的に多い。新聞を読んだりしていますが、中には椅子に座ったりして寝ている者もいます。

デイケアなどもあるのに、やはりそのようなところには自分の居場所を見つけられないのでしょう。

老人大国日本を垣間見る、と言うより日常茶飯事で見かけるのです。

さて昔から考えていたことがあります。

長島選手や王選手、近くはイチロー選手など。また70歳を超えて実業界の先頭を走っている方など、どのにそのモチベーションがあるのか。

長い間疑問を抱いていました。

それが数ヶ月前に購入した、苫米地英人氏のセミナーDVDを購入して学んで、疑問が氷解しました。

彼らは凡人の我々とどこが違っていたのか、それは才能を除けば目標の設定方法が違っていたのでしょう。

自覚していたか否かに係らず、おそらくこのことは正解でしょうと、推測するしかないのですが。

彼らが言うのは「もっと上手くなりたい」「もっと上にいきたい」と言うことです。もう十分に上り詰めたはずなのに、まだ上を目指しつづけることが出来るのは、おそらくこのような彼ら独自の高い目標設定が出来ているからだと、このセミナーでは教えてくれました。

ひいては人生も同じこと。寿命の尽きるまで人生目標は設定を高く設定しないと、その前に枯れて燃え尽きてしまうのです。

もし興味の湧かれた方は、是非苫米地英人氏の様々な著作を参考にしてください。フォレスト出版から多く出されています。